だめにんげんやめたいにっき

妻子持ちダメ人間がダメじゃなくなろうと努力する様をポップに描きます(予定)にっきと称していますが更新は不定期です

東京も冷え込んできました

そして手足の指や手首などの関節は痛むわけで。

 

仕事柄、教案などを作ったり教材作成の備忘録を取ったりするのに紙と筆記具は欠かせないが、手の痛みが強いときは文字通りというか筆が進まない。

別に手が痛すぎて死ぬという話でもないけど(実際のところ直接の死因になるものではないだろうし、現状そこまでどうしようもない段階にも至っていないと思う)、やはり常時痛みを抱えながら文字を書き続けるのはけっこうなストレスになる。

そんなわけで、最近はできるだけ手指や手首に負担をかけない筆記具を重用しがちになっている。

主なレギュラーメンバーはだいたい固定されていて、用途により使い分けがある。

 ※以下、PILOT製品を異様なまでにプッシュしますが、別に回し者とかではありません。ただの愛好家です。

 

・メモ書き

アイディアの整理など、思いつくまま書き連ねる場合はほぼ万年筆一択。筆圧をかけなくて済むので、手への負担を最小限に抑えられるから、という当然といえば当然すぎる帰結。紙には特別こだわりがなくて、むしろ余ったレジュメ等の裏紙とかでまったく問題ない。

最近まで安い鉄ペンがメインだったが(金ペンも持ってはいたけど何となく特別な用途にしか使っていなかった)、ちょっと奮発してカスタムヘリテイジ91のFMを買って普段使いし始めたら色々と世界が変わった感がある。

http://www.pilot.co.jp/products/pen/fountain/fountain/custom_heritage91/

あまりに書き味が滑らかなので、ついついどうでもいいことまでメモったりしてしまう(これも脱線の悪癖ではあるが……)。何だかんだ、ほとんど常に付きまとっていた苦痛から(完全にではなくても、限りなく)解放されるというだけでテンションが上がっている気もする。

 

・レジュメへの細かい書き込みや教案など

消したり買いたりを繰り返しつつ、最終的には視覚的にも整った形に持っていく必要がある(そうでないと自分で読んでいてわけがわからなくなり、当然のように本番にも影響が出る)。

そうすると必然的にシャープペンや鉛筆が主な選択肢になってくるが、個人的には太軸で重心が低めのシャープ(Dr.グリップとか)が手にフィットする傾向がある。

家で腰を据えて作業するときはともかく、外で使うものとしては、同じPILOTのデルフルというペンが太さ・重心バランスともにちょうど良く、何より振動で芯が出て周りのものを汚す心配がないので使い勝手がいい。

http://www.pilot.co.jp/products/pen/sharp_pen/sharp_pen/delful/

 芯は同じパイロットのneox graphiteのBあたりが柔らかい書き味で手に優しく感じる。

 http://www.pilot.co.jp/products/pen/sharp_pen/sharp_pen_ct/neox_graphite/

 

・答案の添削など

赤入れはVコーンが一番楽だと思う。

http://www.pilot.co.jp/products/pen/ballpen/water_based/vcorn/

書き味だけで言えば理想は万年筆だけど、書き損じに修正テープ等が使えないデメリットもある。

さすがに互角とまでは言えないけど、Vコーンは万年筆に迫るソフトな書き味と低価格を両立しているのが素晴らしいの一言。

あとは添削者のことを考えずに行間・字間ギチギチの答案を出してくる奴には、心の中でクソがと悪態をつきつつ、ぺんてるハイブリッドテクニカノック(0.35mm)を使うこともある。こちらはカリカリした書き味ではあるが、言うほど筆圧は要さず、また適度な抵抗感ゆえメリハリの利いた字を書きやすいというメリットがある。

廃盤になったのは本当に惜しまれるが、リフィルは作り続けてくれているので愛用者としてはありがたい限り。これからも何卒……!

 

終わってみるとけっこうな長文になってしまった……。

ええ、何を隠そう文具集めも趣味です。

こうして文章にしてみるとなかなかに楽しんでんじゃないか僕。